ライブドアショックとターボリナックス

日記を再開した瞬間にライブドアショックで他のニュースには全く目がいかない状況。それどころか仕事も手につかず、ニュースをチェックしたくてしょうがない状態になっている。

ということでここに書くネタはありません、で終わるのも何なので強引にLinux関連にでもつなげると、ライブドアと言えばターボリナックスの親会社である。この騒動においても既に上場していることもあるのでターボリナックスはちょいちょいと名前がでてきている。まあ、ターボを含むライブドア関連の上場企業は揃ってストップ安を続けているわけで、この状況ならニュースになるのは当然だろう。

ここでちょっと気になることを思い出した。この騒動の渦中にあるライブドアファイナンスが管理するファンドであるLinux投資事業組合が、ターボリナックスのIPO直後に5,000株ほど売りを投下して数十億ほど売却益を得ていたことである。元々10,000株の公募でそんなに流通する株がなく高騰しているところへ放出したはず。Linux投資事業組合にライブドアが出資しているのであれば、その利益はLinux投資事業組合を通じてライブドアが得ることになるわけで、当時は実に見事な売り抜けだなぁと思ったものである。ライブドア自身はロックアップがあるだろうからファンドを使うのはいい手段だったのだろう。

そのときは何も思わなかったのだが、日経に出ているターボの1/18付IRによれば、株式交換でライブドアがSRAからターボリナックスを取得した際のターボリナックス株の総数は770,000株であり、これはその時点ではライブドアが100%保有していたのだろう。IRによればその後にその株を1/10に併合して77,000株となり、10,000株を公募増資したので現在は87,000株が総数とのことだ。で、IPO直前の状況を見ると、記憶の通りにLinux投資事業組合がIPO時に1万株ほど保有していたのは確かなようだ。つまり、買収からIPOまでの間のどこかでライブドアがライブドア自身が出資しているだろうと推測できるファンドにターボ株を渡していたことになるわけだ。ファンドとしては当然IPO後に高値で売却することを狙ったのだろう。

これ自身は特に問題はないように思うのだが、投資事業組合を使った仕組みでいろいろ言われているだけにターボの今日のIRはLinux投資事業組合にライブドアから株が移動した経緯にも触れてもよかったのではないかと思った次第。まあ、大したことではないと思うが。

[追記]一応、追記しておこう。Linux投資事業組合がライブドアが出資したファンドと断定しているように読めるかもしれないが、私はその真偽を知らないし、そもそもファンド自身は違法でもない。まあ、Linux投資事業組合が株を持った経緯が一般からは分からないことなのでこの状況なら説明したほうがいいと言っているわけだが、(私の日記に影響があるかどうかは置いといて)売り材料になっても困るので、その点だけははっきりとさせておく。

佐渡 秀治 について

President & CEO, OSDN K.K.
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